実践ガイド

楽譜の実践ガイド

録音を楽譜にする。PDFの楽譜を聴く。難しいフレーズを演奏しやすくする。今やりたいことから始めましょう。

何をしたいですか?

手元の音楽と、変えたいところから始めましょう。各ガイドでは、確認するポイントと次の手順を紹介し、目的に合ったツールへ案内します。アカウントなしで読めます。

録音はあるけれど、楽譜がない

採譜では、音声から音符を推定します。まずは目的のパートがはっきり聴こえる短い部分を選びましょう。できた楽譜を録音と聴き比べてから、残りに進みます。多くの音が重なる録音と単独のメロディーでは、採譜の進め方が異なります。

PDF・写真・MIDIファイルがある

PDFに保存されているのはページの見た目で、編集できる音符ではありません。楽譜として読み込むには、光学楽譜認識(OMR)と校正が必要です。MIDIファイルにはすでに音符のデータがありますが、そのタイミングをどう楽譜に表すかは、楽譜作成ソフトが判断します。元のMusicXMLが手に入るなら、PDFを再び認識するのではなく、そちらを使いましょう。

できるだけ鮮明な印刷の五線譜を使いましょう。写真は正面から譜表全体を撮り、臨時記号が読めて影が入らないようにします。手書きの楽譜やぼやけた写真は認識精度が下がるため、より丁寧な確認が必要です。

音符はそろっているのに、何かおかしい

編集する前に、音高・速さ・リズムのどこに問題があるかを切り分けましょう。再生が速すぎる場合と、小節線の位置がずれている場合では、直し方が違います。調が違う曲に必要なのは、テンポの変更ではなく移調です。

自分で演奏できる楽譜にしたい

元のメロディーがわかるように残しながら、調・左手のパターン・和音の幅・リズム・楽器編成のどこを変えるか決めましょう。まず1フレーズを直して、聴いてみます。比較できるように元の楽譜も残しておきましょう。

ギター・ベース・ウクレレのTAB譜の読み方:弦、フレット番号、音符の長さ、奏法記号を解説します。

楽譜を印刷したい・ほかの演奏者に送りたい

読むためならPDF、楽譜をさらに編集するならMusicXML、DAWで使うならMIDIを送りましょう。共有する前に、譜めくりの位置、含まれるパート、相手が必要とするのが実音か記譜音かを確認します。採譜した楽譜を持っていても、他人の音楽を配布する権利が自動的に得られるわけではありません。

これらは目的別の実践ガイドで、楽典を体系的に学ぶ講座ではありません。個々の楽譜を仕上げるには、耳で確かめ、音楽的に判断することが大切です。すべての記事やすべてのツールもご覧ください。